【3分で分かる北欧神話】信用と犠牲に腕を失った勝利の神テュール

こんにちは!管理人の柊です!

今回は3分で読める北欧神話ということで、
北欧神話に登場する勇敢な神テュール
について紹介したいと思います。

テュールは勝利の神として
人々に深く信仰されていたのですが、
ある事件を境にその信仰は薄れていってしまいます。

隻腕となったテュールと
そこに隠された神々の汚れた一面とは…。

今回のテュールの話には
フェンリルという狼が登場します。

FFやテイルズなどを始め様々なゲームに登場いているので
その名前を聞いたことがある方も多いのでは?

【3分で読める北欧神話】信用と犠牲に腕を失った勝利の神テュール

【登場人物】
〇テュール…何者も恐れない勇敢な勝利の神。
〇フェンリル…狼の姿をした巨人族の魔獣。
〇オーディン…北欧神話における最高神。

テュールたち神族の元には、
1匹の狼フェンリルが飼われていた。

フェンリルは巨人族という神族の敵である種族であったが
何故か生まれた頃から神族の元で育てられていた。

だが育てられていたと言っても、
世話をしていたのはテュールただ1人。

他の神々は巨人族というだけでフェンリルを恐れ、
近付こうともしなかったという。

生まれた頃は普通の狼でしたが、
次第に大きく巨大に成長していったため
神々が恐れたとか言われています。

テュールはフェンリルを可愛がり、
そのおかげもあって大体3mほどにまで成長。

オーディン
オーディン

こいつは…どこまで大きくなるんだ…

このままでは何か被害がでてしまうかもしれん。

いくら生まれた頃から世話をしていたとはいえ、
フェンリルは敵である巨人族。

いつオーディンたちに牙を向くか
分かったものではなかった。

そのためオーディンはフェンリルを拘束しようとするが、
フェンリルは何か感ずいたように言う。

フェンリル
フェンリル

私に何をする気だ。

オーディン
オーディン

落ち着けフェンリル。
私はお前に何かするつもりはない。

ちょっと体の様子を見るだけだ。

フェンリル
フェンリル

貴様ら神族の言うことは信用ならん。

フェンリルはテュールを除く
オーディンたち神族のことを信用していなかった。

この一連の様子を見ていたテュールは、
勇気ある行動にでる。

テュール
テュール

フェンリルよ。
お前の口の中に私の腕を入れよう。

もしオーディンが不審な動きをしたその時は、
私の腕を噛みちぎれば良い。

テュールはそう言い、
フェンリルの大きく開かれた口の中に
自らの腕を差し出した。

神々からフェンリルへの信用の証として。

だが、オーディンはそれを踏みにじった。

大人しくしているフェンリルをいいことに、
強引に拘束したのだった。

フェンリルは大暴れ

そして自らの口に入れられていた
テュールの腕を噛みちぎった。

テュール
テュール

っ……!

こうしてフェンリルはオーディンによって拘束、
そして封印された。

だが、自らの腕を犠牲にしたテュールが称えられることはなかった。

皆一様にオーディンを称え、
テュールの影は次第に薄れていったという。

まとめ

今回は北欧神話に登場する
勝利の神テュールについて紹介しました。

この出来事以降、
勝利の神としての信仰はオーディンへと流れ、
テュールは静かにその姿を消していったと言われています。

自ら危険を冒したのにこの仕打ちはあんまりですよね…。

北欧神話の神々の汚い一面
分かりやすく出ているエピソードだと思います。

ですがきっと変わらずテュールを信仰し続ける人はいただろうな

そう信じつつ、今回は締めたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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