【3分で分かる北欧神話】契約破棄に業務妨害!神々の理不尽に振り回された1人の鍛冶職人

こんにちは!管理人の柊です。

今回は
巨大な城壁を築く1人の鍛冶職人
の物語を紹介したいと思います。

この鍛冶職人、
まだ国としてできて間もない
神の国アースガルズの城壁を作る仕事
自ら申し出ました。

もちろんそれなりの報酬を条件に、
仕事に取り掛かるのですが、
鍛冶職人を神の理不尽が襲います。

完成間近まで迫った鍛冶職人に降りかかる、
その後の人生を左右するとんでもない出来事とは…

【3分で分かる北欧神話】契約破棄に業務妨害!神々の理不尽に振り回された1人の鍛冶職人

登場人物
〇鍛冶職人…腕はいいが謎に包まれた鍛冶屋。
〇ロキ…3度の飯よりイタズラが好き。

世界には、
神族、巨人族、人間
この3つの種族が暮らしていました。

神族は、
その拠点としてアースガルズという
大きな国を建国します。

しかし色々な面で整備は行き届いておらず、
国を取り囲む城壁すらもまだ完成していませんでした。

そんなある日アースガルズを
1人の鍛冶職人が訪れます。

鍛冶職人
鍛冶職人

初めまして。
私はこの辺では少し
名の知れた鍛冶屋にございます。

鍛冶職人
鍛冶職人

見たところ、
城壁がまだできていない
とうかがえます。

鍛冶職人
鍛冶職人

良ければ私が
立派な城壁を完成させて
差し上げましょうか?

神々
神々

ううん……
早く完成するに越したことはない。

よろしく頼むとしよう。

こうして通りすがりの鍛冶職人に
城壁の作成をお願いすることになりました。

鍛冶職人
鍛冶職人

あ、そうそう報酬のことなんですが…

そう言い、
鍛冶職人が提示してきた報酬は、

”女神フレイヤを私にください”

というものでした。

北欧神話では、
フレイヤは愛や豊穣の女神
されています。

その姿はとても美しく、
全ての男性の憧れだったとか。

神々は、鍛冶職人の提案に悩みますが、
ひと冬で城壁を完成させることができたら、
という条件でその報酬を約束しました。

鍛冶職人
鍛冶職人

あ、あと1ついいですか?

城壁となる岩を運ぶために
愛馬の牡馬を使ってもいいでしょうか?

ロキ
ロキ

あー、いいよ。
OKでしょ。

他の神々が返事をする前に、
ロキがOKの返事をします。

後にこの返事が
神々を泣かせることになるとは知らずに…

失意の鍛冶職人

鍛冶職人はそれは慣れた手つきで
どんどん城壁を作っていきました。

鍛冶職人の愛馬も、
巨大な岩石を軽々と運び、
自らも城壁を作るため石を積んでいきます。

その手際の良さは鍛冶職人にも劣らず、
1人と1頭の見事なコンビネーションにより
城壁はあっと言う間にその形ができあがっていきました。

これに焦ったのは神々の方でした。

神々
神々

おいまずいぞ……
あれじゃ本当にひと冬で完成
してしまう…!

神々
神々

おいロキ!
馬の使用を許可したのは
お前の責任だ!

なんとかしろ!

ロキ
ロキ

はいはい分かりましたよっと。

鍛冶職人に報酬を支払うのが嫌で、
神々はロキにどうにかするよう頼みました。

ロキ
ロキ

城壁作りにおいて
大事な存在なのは
明らかにあの馬だな。

そう考えたロキは、
綺麗な雌馬へと姿を変え、
鍛冶職人の愛馬を誘惑することにしました。

ロキの作戦は見事に成功。

鍛冶職人の愛馬は、
ロキの化けた雌馬に夢中になり、
城壁作りをしなくなりました。

それから毎日ロキは邪魔をするようになり、
鍛冶職人はひと冬で城壁を完成させることが
できませんでした。

鍛冶職人
鍛冶職人

神々め!
ずるいぞ!!!

こうなったら強引にでも
フレイヤを連れて帰ってやる!

怒った鍛冶職人は強引に
女神フレイヤを連れて帰ろうとしますが、
そこへ神の鉄槌がおります。

鍛冶職人
鍛冶職人

いてっっっ!!

鍛冶職人は、
文字通り空から降ってきた金槌によって
頭を割られ、そのまま息を引き取りました。

その後ほぼ完成となった城壁は
神々によって仕上げられ、
アースガルズには立派な城壁ができました。

まとめ

今回は
巨大な城壁を築く1人の鍛冶職人
の物語でした。

最期は
神々によってその命を奪われた鍛冶職人。

報酬を払いたくないとはいえ、
殺す必要まであったのかな……

どこまでも勝手な神たちだ……

さすがに鍛冶職人も可哀そうに思えますね…。

ということで
神々の理不尽によって引き起こされた物語
でした。

今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました