【3分で分かる北欧神話】ヒージャーの恨みはそこまで大きい?!雷神トールと不思議なハンマーとは

こんにちは!管理人の柊です!

今回は雷神トールについての物語を
紹介したいと思います。

雷神トールは北欧神話でも屈指の強さを誇り、
カミナリ親父と言えばトール
思い浮かべる人も多かったとか(諸説あり)

そんな雷神トール、
常にハンマーを持ち歩いているのですが、
そのハンマーには不思議な力がありました。

不思議なハンマーの能力
・投げても必ず手元に戻ってくる。
穢れたものを浄化することができる。
死した者を復活させることができる。(条件あり)

今回はそんな不思議なハンマーにまつわる物語
紹介したいと思います。

【3分で分かる北欧神話】ヒージャーの恨みはそこまで大きい?!雷神トールと不思議なハンマーとは

登場人物
〇トール…短気だが賢い雷神。
〇農家の夫婦…快くトールを泊めてくれた優しい夫婦。

雷神トールは、2匹のヤギに車を引かせ、
少し遠くの目的地まで向かっていました。

朝早くに出発しましたが
気づけば辺りはもう真っ暗でした。

まだ目的地には着く気配もなく、
どこか休める場所を探していたトールは、
少し先に1軒の小さな家を見つけます。

トール
トール

あんなところに家が…!
今夜だけ泊めてもらえないか頼んでみよう。


トール
トール

すみません、私は旅をしているのですが、
今晩だけこちらに泊めていただけないでしょうか?

おばぁさん
おばぁさん

あらまぁ…こんなに遅くに大変ですね。

子どももいて騒がしいかもしれませんけど、
それでも良ければ泊まっていってください。

トール
トール

おお…ありがたい…!

お礼に美味しいヒージャー汁をご馳走しましょう!

沖縄の方言でヤギのことを、ヒージャーと呼びます。

トールは、夫婦と子どもたちに
ヒージャー(ヤギ)料理を振る舞いました。

そのヤギはどこから来たって?
トールの車を引いていた2匹のヤギです。

トールはみんなが料理を食べる前に1つ注意をします。

トール
トール

これらのヒージャー料理はとても美味しいです。

ですが、決して骨だけは食べたり折ったりしないように
してください。

肉は全て食べていいですが、骨だけは綺麗に残して
この風呂敷の上におくようにお願いします。

トールの言う通り、
料理はどれもとても美味しいものでした。

そうして皆で残らず完食し、
骨だけが風呂敷の上に積まれていました。

そして夜は明けていきます。

外には、昨晩食べたヤギの骨を前に
ハンマーを掲げるトールの姿がありました。

トールの持つハンマーは
骨さえ無事なら蘇生することができる
不思議な力を持っていました。

ヤギの骨に向かってハンマーを一振りすると、
そこには見事に2匹のヤギが復活しました。

ヤギを復活させたトールは、
目的地へ向かうため、車を引かせて先を急ぎます。

ですが、しばらくして片方のヤギの様子がおかしいことに気づきます。

どうやら、片足が上手く動かせないらしく、
引きずっているのです。

トールはすぐに昨晩のことを思い出し、
急いで道を引き返しました。

トール
トール

失礼する!

昨日あれほど骨を綺麗に残すよう言ったはずだ!
だがそれを破った者がいるな?!

子どもA
子どもA

ご、ごめんなさい…
あまりに美味しくて僕がかじっちゃったの…

トール
トール

貴様のおかげで私のヤギは足を引きずっている!

これでは使い物にならないではないか!
どう責任を取ってくれようか!

トールはそう言い、
手に持っていたハンマーを振りかざします。

おばあさん
おばあさん

お、お待ちください…!

骨を食べてしまったことは申し訳ありません。
その代償として、うちの子どもたちを差し上げます。

どうぞ何なりと言いつけていただいて構いません。
なのでどうか命だけは…

トール
トール

ふむ…これから教育次第では少しは使えそうだな。
よし、いいだろう。

こうしてトールは2人の子どもを連れ、
その場を後にしました。

この時の子どもは、
後にトールの右腕として活躍していくこととなります。

まとめ

今回は雷神トールについての物語でした。

自ら料理を振舞ったにも関わらず、
最終的に夫婦から子どもを連れていくトール
なかなかに横暴なように見えますね。

注意を守らなかった子どもが悪いのか、
はたまたトールにも非があるのか…

あなたはどちらに思いましたか?

私はトールがやばい人なんだなって思いました。

トールについての物語は
こちらの記事でも紹介していますので、
気になった方は合わせて読んでみてください。

【3分で読める北欧神話】雷神トールは巨人の花嫁?!ミョルニル片手に大暴れ!

それでは今回はこの辺で終わりにしたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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